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ICANNよりCEO Fadi Chehade氏らを迎え意見交換を実施
2014/04/16
2014年4月14日、ICANN CEOのFadi Chehade氏、アジア地区におけるVice PresidentであるYu-Chuang Kuek氏らが来日し、意見交換を行いました。
意見交換は、ICANN、JPNIC、JPRSの役員らが会して行われ、次の点が議論の中心となりました。
- 米国商務省電気通信情報局(NTIA)が担ってきたIANA監督機能のグローバルなマルチステークホルダーコミュニティへの移行[*1]
- インターネットガバナンスに関する基本的な考え方と取り組み
JPRSからは、インターネットのインフラ運用の安全性や安定性の重要さを背景に、「各ステークホルダー特有の知見と経験を十分に活かしたマルチステークホルダー体制」の重要性を訴える[*2]とともに、これまで同様今後とも積極的にインターネットの健全な発展に貢献する取り組みを行っていくことを表明しました。また、ICANNからは、日本のこれまでの取り組みに対する賛辞とともに、日本のコミュニティのさらなる関与と貢献への期待が述べられました。
■参考
- *1. NTIA Announces Intent to Transition Key Internet Domain Name Functions
http://www.ntia.doc.gov/press-release/2014/ntia-announces-intent-transition-key-internet-domain-name-functions - *2. JPRSが技術コミュニティからの提言に支持を表明
~4月にブラジルで開催されるインターネットガバナンス関連会合に向けて~
http://jprs.co.jp/topics/2014/140319.html